2003/06/28

学校をめぐること

小学校四年に差別的理由から体罰

福岡市西区の市立小学校で四年生の学級担任をしていた四十代の男性教諭が、 男児の耳を引っ張るなどの体罰をし、保護者から抗議を受けて担任から外されていたことが二十七日、分かった。同市教委は人権保護行為として今後、処分を検討する。
 学校によると教諭は五月中旬から下旬にかけて、下校時に荷物を十秒で片付けるよう、この男児だけに指導、できなければほおを引っ張る「アンパンマン」、耳を引っ張る「ミッキーマウス」、鼻をつまむ「ピノキオ」から選ばせ、計2回の体罰をしていた。
 両親が同月末、学校に抗議して発覚。その後、校長らが交代で授業に立ち会ったが、学校側は両親との信頼関係を損なったと判断、六月二十三日に教諭を担任から外した。
 男児の母親によると、五月十二日の家庭訪問の際、母親の曽祖父が米国人だと聞いた教諭が「汚れた血が混じっている」と発言。体罰は翌日から始まり、男児は教諭から「血を恨みなさい」と言われたとしている。
 母親は「体罰の背景に差別がある」と主張。「先祖が誇りの息子が、赤い髪を恥と思うようになった。(学校側の説明と違い)体罰は耳をつかんで持ち上げるなど連日あり、鼻血が出たり、耳が裂けて化膿したり、心身ともに深く傷ついた」と訴えている。
 これに対し、学校側は「教諭は『血が混じっているんですね』と言ったことと、体罰を二回したことは認めている。その因果関係はわからないが、人権意識が欠け、男児を傷つけた責任は負うべきだ」と話している。
西日本新聞6/28

「男女混合はマルクス思想」と男女別に 新潟の小学校

 新潟県白根市立茨曽根(いばらそね)小学校(児童113人)が男女混合だった児の出席簿を今年4月から、男女別に改めていたことが分かった。同校の長谷川清長校長(59)は「男女混合名簿などはマルクス主義フェミニズムに基づいており、思想教育につながる」と説明している。
 長谷川校長は3月、児童の家庭に配った「校長室だより」で理由を説明している。高崎経済大の八木秀次助教授(憲法学)らが著書で、混合名簿の背景には、固定した男女の役割分担を否定する「ジェンダーフリー思想」があり、「その根底は『マルクス主義フェミニズム』」と書いていることを紹介。「マルクス主義は共産主義社会の根本思想」と説明した。
 そのうえで、ジェンダーフリー社会は▽夫婦別姓▽夫を主人と呼ばない▽男女の違いがある「ひな祭りや鯉(こい)のぼり」は不要——などを目指す社会で「このような社会をつくるための一歩が『隠れたカリキュラム』として学校現場に入り込んできている」と指摘。「私はジェンダーフリー論者に加担することはできない」と書いてある。
(毎日 2003/06/26)

八木って誰だよと思って調べてみました。
1962年広島県生まれ。早稲田大学法学部卒業。同大学院政治学研究科博士課程中退。専攻は憲法学、思想史。現在、高崎経済大学助教授。
ちくま新書 反「人権」宣言←そういえば、これは立ち読みしたことがあった。高崎経済も、余裕あるよなぁ〜と思ったことが。

高崎経済大学のシラバス
http://www.tcue.ac.jp/gakubu/faculty/chiiki/034_yagi.htm

新民族主義運動だそうです
http://www.nippon-nn.net/kenpo/yagi.html

講演会での記録
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/8618/020921/yagi_001.html
足立区ではすでに実践がありますけれど、いわゆるオカマの人を呼んできて子供たちに体験談を聞かせるのだそうです。その前にジェンダーチェックというのをさせて、子供たちのなかにある男らしさ/女らしさの意識を払拭していくというのです。そのあとオカマが登場するのです。なぜオカマなのかというと・・・カタツムリだから。「カタツムリがちょっぴり羨ましいような」というのですから、オカマの人も羨ましい存在と位置づけるのです。
男の子であれば小さいときは父親を男のモデルとして、こういう男になりたい、とみるのです。女の子も母親を役割モデルとして想定するのです。そこでオカマの人が役割モデルとなったらどうなりますか・・・という話です。後天的な性同一性障害をつくっているとしか思えません。

プリミティブな人ですね。

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