2004/02/26

早実初等部:総長自ら「7倍寄付金」要求 01年
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040223k0000m040090000c.html

 学校法人早稲田実業学校(理事長・白井克彦早大総長、東京都)初等部が昨年秋の入試面接で募集要項の7倍の寄付金を要求していた問題で、入試初年度の01年11月、当時の早稲田大学総長で学校法人理事長だった奥島孝康氏(64)が、面接で自ら寄付金を要求していたことが関係者の話で分かった。奥島氏は総長退任後の02年と昨年の面接にも出席し、350万円の寄付金を求めていた。前総長の関与が明らかになったのは初めて。
 早実初等部の依田好照校長は、問題が発覚した先月の記者会見で、「1回目は、面接では(寄付金を要求した事実は)ありません」と述べていたが、事実と異なる可能性が強まった。
 初等部で初の入試面接(2次試験)があったのは01年11月12〜15日。受験した保護者らによると、3人1組の面接官が2班に分かれ、1次試験にパスした子供とその保護者を対象に実施した。
 その際、奥島氏は面接官の中央に座り、10〜15分間の面接の最後に父親に対して「新しい学校ですので、300万円ぐらいのものをいただければ運営が助かります」「入学されれば寄付はお願いできますね」などと確認を求めたという。
 複数の関係者は「面接会場で、しかも総長から寄付金を要求されたことに保護者はみんな驚いていた」「初等部の校長や教頭だけでなく経営側の責任者まで面接に出てきたこと自体、おかしいと思った」と証言する。
 翌02年、奥島氏は任期満了で総長を退任した直後の11月11〜14日の面接にも4人1組の面接官の1人として出席。前年同様、最後に「わが校は新しい学校を建て、借金で成り立っています。ご寄付を皆様から350万円いただくと成り立つのですが、いかがですか」などと要求したという。
 毎日新聞は初等部を通じて奥島氏に取材を申し込んだが、溝渕日出世・初等部事務部長が「1月の会見で説明しており、これ以上特に申し上げることはない。都から指摘された点については厳粛に受け止め、今後改善していきたい」と文書で回答した。
 早実はこの問題で先月、都から経常費補助金(私学助成)の2割にあたる1億242万円の減額処分を受けている。【千代崎聖史、横井信洋】
[毎日新聞2月23日] ( 2004-02-23-03:00 )
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なんでも真似をするけど、何をやっても慶應に勝てない、早稲田の真髄ここにありってか。
いっちゃおっかな。この、銭ガメが。

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