2003/12/11

生徒、ゲイの母親について小学校で説明、叱られ処罰
2003.12.04
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200312040015.html

ルイジアナ州ラフィエット(AP) 米ルイジアナ州ラフィエットの小学校で、同級生に母親が同性愛者(ゲイ)であることを説明した2年生の男子生徒(7)に対し、学校側が悪い言葉を使っていると注意、「二度と学校で『ゲイ』という言葉は使いません」とする念書を何度も書かせる処罰を与えていたことが分かった。
人権擁護団体の「全米市民自由連合」(ACLU)が1日明らかにし、男子生徒と母親に謝罪するよう学校側などに求めた。場合によっては、法的な対抗措置も辞さないとしている。
これを受け同小は3日、処分を下したのは男子生徒の母親がゲイだからではなく、ほかの生徒に学校内でゲイについて説明したことが不適切な行動だったと判断したと反論、謝罪は拒否している。
ACLUによると、男子生徒はクラスメートが両親について質問した際、母親がゲイで、両親は2人の母親だと答えた。ほかのクラスメートから詳しく聞かれると、「ゲイとは女の子が女の子を好きなこと」などと説明したという。
しかし、これを聞いた先生が、「ゲイ」という言葉は「悪い言葉」として男子生徒を叱(しか)り、校長室に連れて行ったという。翌週、男子生徒を始業時間前に登校させると、「学校では二度と『ゲイ』という言葉は使いません」との文面を何度も書かせたという。
男子生徒の母親は、「教頭から電話をもらい、息子が電話では言えないような悪い言葉を使ったと知らされた時は心配した」などと説明。「しかし、帰宅した息子から、うちの家族が汚い言葉だと先生に言われたと聞いた時は、とてもショックだった」と述べている。
*-*-*-
この件に関するACLU(American Civil Liberties Union)のコメントはこちら
さらに、少年が書かされた念書もスキャンしてあり、みることができる。それは、こちら
そして、教師が書いた報告書のスキャンは、こちら

0 件のコメント: