大学院で憲法を研究している博士課程の者です。自分の憲法観に反応した事柄を、取り上げていこうと思っています。
*Weblogは移転しました。今後は掲示板として活用します*
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2004/08/01
見上げたもんだぜSousveillance(スーヴェイランス)
これは造語である。Surveillance(監視)の対抗概念としてのものである。SousveillanceもSurveillanceもどちらも監視であるという点で変わりはない。しかし大きな違いは、その接頭辞にある。"sur"は「上から、過度な」という意味に対して、"sous"は「下から、副次的な」という意味をもつ。もちろん今のところ辞書を見ても、"sousveillance"という単語は載っていない。
この言葉は、トロント大学のSteve Mann教授が提唱している。主に監視カメラに対する市民サイドの「下からの監視」といった意味をもつ。
2002年12月24日に、市民団体が監視カメラに報復する運動を行った。これについては、僕も以前書いたことがある。
たしかに面白い。我々は権利主体(Subject)である。それと同時に監視に従属(subject to)している存在でもある。
それはそうと、何で今頃こんなことを書いたのかというと、昨日から、五十嵐太郎著「過防備都市」を読み出したからである。それで思い出した。
読みはじめなので、それについては、また後ほど。
この言葉は、トロント大学のSteve Mann教授が提唱している。主に監視カメラに対する市民サイドの「下からの監視」といった意味をもつ。
2002年12月24日に、市民団体が監視カメラに報復する運動を行った。これについては、僕も以前書いたことがある。
たしかに面白い。我々は権利主体(Subject)である。それと同時に監視に従属(subject to)している存在でもある。
それはそうと、何で今頃こんなことを書いたのかというと、昨日から、五十嵐太郎著「過防備都市」を読み出したからである。それで思い出した。
読みはじめなので、それについては、また後ほど。
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